フリーのWEB素材を利用してExcelで飲食店用のメニューを作ってみた

以前から話は聞いていたのでそろそろ来る頃かな?とは思っていましたが、姉に飲食店用のメニューを作って欲しいと頼まれてまして…WEB関係以外の作業は本当に久しぶりなので正直どうしたものかといった感じですが、何とか私にも出来そうな方法でそれなりの形になるよう頑張ってみたいと思います。

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作成する方法は一つでは無い

メニューやチラシを作ろうとした場合、作成に使用するアプリの選択肢は色々あるかと思いますが、用途やどこまでの機能を必要とするかによってある程度絞られてきます。

飲食店のメニューを作るという事だと私がパっと思い付くのはAdobeのイラストレーター、OfficeのPowerPoint、Word、Excel辺りになりますが、一応どれを使っても可能ではあるのでその中から自分の一番得意なアプリを使えば良いかなといったところです。

無料配布のテンプレートを利用する場合

最近は無料のテンプレートでも良いモノが多く、職種や用途によっては部分的に打ち直すだけでそのまま使えそうなものまである感じです。

ただ、気に入ったデザインがあっても配布されているフォーマットを編集出来るアプリを持っていない場合もあるでしょうし、使用するアプリに合わせてテンプレートを探す場合は必ずしも欲しいデザインが見つかるとは限りません。その辺りがなかなか難しいところです。

私の場合は依頼者の注文が思った以上に細かく、既に完成されたデザインをイジる方が難しそうだと判断したので採用を見送りましたが、以下のサイトのテンプレートはなにげに良さそうなのが揃っていたように思います。

私はExcelで作成する事にしました

とりあえず、私の場合は使い慣れたアプリが一番だろうという事でExcelで作る事にしてみました。SE時代から仕様書だろうがフローチャートだろうが何でもExcelでやっていましたし、Excelさえあれば大抵の事はひと通り出来るのではないかと思います。Visioがある場合はフローだけそちらで書く事もありましたが、Wordだけはどうも苦手でなるべくなら使いたくないといったところです。

実はリボンタイプが苦手だったりします

正直Office2003以降のリボンタイプがどうしても馴染めなくて、サービス終了後もリスクを承知の上でしばらくは2003を継続して使っていましたが、VBAのマクロを依頼されて作成した時に、ユーザー先の環境とあまりにも勝手が違う為に思った以上に手間取ってしまい「さすがにこのままではいかんな…」とようやく2010(それでも古いですが)に乗り換えたという経緯があります。

インターフェースをクラシックスタイルにするフリーソフトもあるようですが、そうすると他のPCを使った時に結局同じ事が出来ないままですし、やはりここは潔く諦めて慣れるしか無いんでしょうねぇ。

Excelを選んだ理由

自分が一番使い慣れているというのは先ほど触れましたが、それ以外にも理由があります。作成した後も自分がメンテナンスするなら良いのですが、自分以外の人が保守する可能性がある場合、あまり特殊なアプリは使えないというのも重要なポイントになってきます。イラストレーターを自前で持ってるような人はなかなかいませんし、WordやExcelはともかくPowerPointは会社で使う事が無ければ、PCには入っていても起動した事が無いという方も多いのではないでしょうか。

となるとWordとExcelの二択になりますが、そうなったら私がWordを選ぶはずが無いので必然的にExcelになるわけですね?普通だったらそこはWordじゃないかという話は無しでお願いします。

実際にExcelでメニューを作成してみます

と言っても今回のエントリーで私が実際に作成したメニューを掲載するわけではありません。なぜなら今これを執筆している時点で完成していないからです…

そんなわけで、私がメニューを作成した時にこれは結構使えるかもしれないと思ったTips的なモノをいくつか紹介したいと思います。DTPとか得意な人から見たら何とも効率の悪い事をやっているかもしれませんが、所詮そこは素人だという事でご容赦を。

まずはセルを方眼紙のようにしてみる

画面や帳票のレイアウトを作成する時によく使っていた手法ですが、全体の行と列を方眼紙のようにしてしまいます。

Excelの列と行を方眼紙のように

セル全体を選択して列の幅と行の高さを一括で指定します。とりあえず今回は幅を2、高さを12としてみました

文字の入力方法は好みで

入力する内容やその文章量によって直接セルに文字を入力するかテキストボックスを使うかは好みで良いと思います。画像と組み合わせて使うような場合はテキストボックスの方がいいかもしれません。

また、テキストボックスのかわりに図形を挿入してその中でテキストを編集する事も出来ます。どの方法も一長一短ありますが、自分の一番やりやすい方法を選ぶと良いでしょう。Excelの勉強の為にあえて使った事の無い機能を選択してみるのもアリです。

フリー素材のフレームを利用してみる

こちらのサイトで配布されているようなフリー素材を利用する事で、私のような素人の手作り感満載なメニューでも何となくゴージャスになる気がします。

フレーム以外にもリンクから同じ作者さんのフキダシデザイン・矢印デザイン・フラットアイコンにピクトグラムと、デザインに必要な画像は大抵揃えられますので、巧く利用させていただくと良いものが作れそうです。

ダウンロードする画像のフォーマットですが、png形式の画像だと枠の中の部分を透過してくれるので使い勝手が良いです。

フレームを挿入する

Excelに画像を挿入

挿入 > 図からダウンロードしてきたフレームを挿入します。

Excelに画像を挿入したところ

フレームが入りました、透過pngなのでセルのマス目が見えていますね。

Excel 画像のサイズとプロパティ

フレームの端をつまんでズズズっとサイズ変更する前に設定したい部分があるので、枠の上で右クリックしてサイズとプロパティを選択します。

Excel 画像のプロパティ 縦横比の固定を解除

サイズの中にある縦横比を固定するのチェックを外しておきます。これでフレームを縦横自由にサイズ変更する事が出来るようになりました。

画像やボックスをグリッドに合わせる設定

デフォルトの状態では画像・テキストボックスのサイズ調整や移動の際にAltキーを押しながら操作するとグリッドに吸着してくれるので図形を揃えやすくなりますが、常にこの状態に設定しておく事も出来ます。

Excel 書式 グリッドに合わせる

メニューの書式 > 設定 > 枠線に合わせるにチェックを入れておく事で常にグリッドに合わせてくれるようになり、逆にAltキーを押しながらだとグリッドに吸着しないようになるので、自分の使いやすい方に設定しておくと便利です。

テキストボックスを挿入してみる

Excelにテキストボックスを挿入

次はフレームの中に挿入 > テキストボックスで横書きテキストボックスを挿入します。

Excelにテキストボックスを挿入したところ

レイアウトはさっぱり考えていませんが、とりあえず余白を意識しつつフレーム内にテキストボックスを広げてみました。

Excel テキストボックスの書式設定

この場合も右クリックで図形の書式設定を開きます。

Excel テキストボックスの書式設定 塗りつぶしExcel テキストボックスの書式設定 線の色Excel テキストボックスの書式設定 テキストボックス

今回はテキストボックスに特に凝った効果はつけませんので、塗りつぶし・線の色・テキストボックスの部分だけ設定します。フレームや他の画像と組み合わせたり、色や模様のついた用紙に印刷する場合にジャマにならないよう塗りつぶしなし・線なしにしておくと良いです。あとはテキストボックスから垂直方向の配置を好みで選べばOKです。

Excel テキストボックス フォント設定

適当にテキストを入力してフォントとサイズを選んでみましょう。

Excel テキストボックス フォントサイズ設定

まとめて複数のプロパティを設定したい場合

今から更にテキストボックスを3つ挿入しますが、それぞれに対して同じプロパティの設定を何度もするのは面倒なのでまとめて設定したいと思います。

Excel 図形・ボックスの複数選択

図形やボックスを何も選択していない状態で、Ctrlキーを押したままテキストボックスを順番にクリックで選択していくとこんな感じになります。

ここで先ほどと同様に右クリックから図形の書式設定を開きますが、この時にマウスカーソルをどのボックスでもいいので枠の上に重ねるようにして右クリックすると巧く出来るかと思います。微妙にズレてたりすると複数選択した状態が解除されてしまう場合がありますので、その時は最初からやり直してみて下さい。

Excel 図形・ボックスの複数選択 プロパティ設定後

ただ、テキストボックスの塗りつぶしや線を消す場合はこのようにどこにボックスがあるかわからなくなるので、ひと通り入力が済んでからにした方がいいかもしれません。

Excel テキストボックスを適当に埋めてみる

最近は海外からの観光客も多いのでメニューの英語表記もしておいた方が良いようです。もちろんこれは説明用なので「それ英語じゃなくてローマ字じゃね?」というツッコミは無しの方向で。

Excel メニューに商品画像を挿入

なんかだ微妙にしっくり来ませんが次は写真でも入れてみる事にします。例によってPixabayからハンバーガーの画像をサンプルとしていただいてきました。ここでもフレームの時にしたようにサイズとプロパティから縦横比を固定するのチェックを外した方が自由にイジれてよろしいかと思います。

Excel 余白を適当に埋めてみました

画像を枠に収めて、余白に商品説明用のスペースを作ってみました。

印刷前には必ずプレビューを

編集中はちゃんと表示されていてもそのまま印刷されるとは限りません。テキストボックスのサイズぎりぎりで書いていたりすると、ほとんどの場合に思わぬところで改行されていたり文字が途中から印刷されないといった事が起こります。

Excel メニューを印刷プレビュー

でしょ?

Excel メニューを修正して再プレビュー

ダメだった部分を全て1つ下のサイズに落とす事で直りました。

画像とテキストボックスをグループ化する

コピーやカット&ペーストは画像やボックスを含めたセルや行・列単位の範囲指定でも可能ですが、移動させたい時なんかに少々不便なので1クリックでまとめて操作出来るようにグループ化する事も出来ます。

Excel 複数のボックスをグループ化する

一括指定の時と同じようにCtrlキーを押したままグループ化したい画像とボックスを順番にクリックしていきます。

Excel 複数のボックスをグループ化

全て選択し終わったら書式 > グループ化で完了です。グループ化した後でも個々のボックスに対する変更は可能ですし、グループ化を解除することも出来ます。

セルに直接テキストを書いた場合

直接セルにテキストを入力して利用する場合は、フレームの画像を上に乗せてしまうと、後から修正したい時にセルをマウスでクリック出来なくなってしまうので、入力が全て済んでから最後の仕上げとして被せる方が良い気がします。

Excel セル結合したテキストにフレーム画像を重ねた場合

png形式の透過画像を利用するとセンスの無さはともかくこんな感じに出来ます。しかしエントリー用に即席で作ったとはいえもうちょっと何かこう…ねぇ?

イラスト素材も利用してみる

Excel メニューサンプル的な何か

なんだか取ってつけたようなムリヤリ感漂う出来になってしまいましたが、一応こんな感じにアレンジする事も出来ます。姉に見せたら脊髄反射で不採用だと思いますけど。

Excel メニューサンプル的な何か2

時間さえかければそれなりの事は出来ます

WEBサイトのデザインでも散々思い知らされていますが、技術的な事よりもセンスの方が本当に大事なんですよねぇ…とりあえず技術もセンスも無い私がかろうじて使える機能をメニューに応用してみたという今回のエントリーでしたが、何か一つでもお役に立てる部分があれば幸いです。

とは言うものの、無料で配布されている素材が優秀なおかげで素人でもそれなりのものが出来るようになったのではないかと思います。「うちも自作メニューをもうちょっと何とかしたいんだけど…」という方や、イラストレーターは無理でもExcelなら?という方は一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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